これらのアプリケーションのなかには、Microsoft社の.NET Compact Frameworkを利用しているものもあります。
.NET Compact Frameworkというのは、Microsoft社が開発したアプリケーションの開発・実行環境で、このスマートデバイス向けのものです。さまざまなアプリケーションで利用できるライブラリ群などがあります。
W-ZERO3でこの.NET Compact Frameworkを必要とするソフトを利用するときは、別途.NET Compact Frameworkをインストールしておく必要があります。これはMicrosoft社の.NET Compact Frameworkのページに掲載されていますから、このページにアクセスし、.NET Compact Framework 2.0 再頒布可能パッケージのリンクをクリックしてダウンロードできます。
ダウンロードされるファイルは、NETCFSetupv2.msiという名前のファイルで、Windows上で実行することで、ActiveSyncで接続されたW-ZERO3に必要なファイルをインストールします。


W-ZERO3とパソコンを接続し、ActiveSyncを起動。この状態で、Windows側でダウンロードされたファイルを実行すると、セットアッププログラムが起動しますから、画面の表示にしたがって操作していきます。

インストールが完了すると、システムがリセットされ、再びW-ZERO3が起動します。これで.NET Compact Frameworkのインストールは完了。.NET Compact Frameworkを使うアプリケーションも利用できるようになっています。