これを利用すると、メールサーバにメールを読みにいかなくても、京ぽんですから自動的に京ぽんにメールが届きます。しかもほぼ全文。メールやインターネットをいくら使っても定額という、京ぽんならではのメリットです。
ところが、こうして送られてくるメールのなかには、加入しているメーリングリストや、あちこちのメールマガジン、それにサイトやショップのお知らせメールだの、そしてSPAMだのがあります。
定額ですから、いくら受信してもとくに気にはならないのですが、ウザい。そこで、メールマガジンやメーリングリストに届くメールは京ぽんには送らず、京ぽんから受信しにいく、という方法にしました。nPOPのCGI版、i-nPOPです。
これは「i-mode版nPOP」と書かれているのですが、京ぽんでもまったく問題なく利用できました。CGI本体は、こちらに掲載されています。
このCGIを落として、自宅サーバにインストール。CGIですから、CGIが利用できれば、プロバイダの領域にインストールしても大丈夫です。ほかにjcode.plとmimer.plが必要になるので、こちらもダウンロードしてインストールしておきます。
なお、とくにCGIの中身を変更しなくても、初期設定のままでとりあえず動作します。
実際の使い方は、いたって簡単です。設定したCGIにアクセスするだけです。するとメールサーバやアカウントなどの設定ページが表示されます。
すべての項目を記入し、「設定」ボタンを押すと、今度は簡易認証ページになりますから、設定したパスワードを記入して「一覧表示」ボタンを押せば、指定したサーバに届いているメールの一覧が表示され、読みたいものを選択して表示させることができます。
京ぽんの場合、POP3メールサーバを設定すれば、一般のPOP3メールを読みに行くこともできますが、このnPOPなら簡易Webメールのようなもの。メールもブラウザで読みたいが、Webメールに対応していないというなら、nPOPはお勧めのCGIです。