株式会社トリスターのニュースリリースによれば、
5月1日から『ケータイ音声定額制』を導入し大人気のWILLCOM(PHS)。
その中でも圧倒的なシェアを誇る『京ポン(AH-K3001V)』に対応。
販売店でのデータ移行サービスのない「京ポン」へのアドレスデータの転送には『携帯万能15』が必要不可欠です。
とのことで、携帯万能15を導入してみました。
もちろん、「「京ポン」へのアドレスデータの転送には『携帯万能15』が必要不可欠です」というのは、まったくの誇張で、京ぽん付属の京セラユーティリティで可能なわけです。
携帯万能15をインストールしてみましたが、結論から言えば、京ぽんには対応していませんでした。マニュアルにも、京ぽんのことはまったく出ていません。
ただし、インストール後に携帯万能をアップデートすると、対応機種に京ぽんが追加され、京ぽんを選択することができるようになります。
ところが、こちらの環境では、京ぽんが選択できるはずなのに、京ぽんを接続しての機種設定場面で認識されません。いろいろやってみたのですが、どうしても京ぽんを認識してくれません。
ネットでいろいろ調べてみましたが、やはり京ぽんが認識されないユーザーがたくさんいるようです。
携帯万能15で京ぽんが認識されなかったのですが、携帯万能15のアドレス帳画面を見ると、これが京セラユーティリティのメモリダイヤルツールの画面とうりふたつです。
そんなわけで、いろいろやってみました。
京ぽんと電話帳は、京セラユーティリティを利用することで、パソコンに電話帳のバックアップを作成し、またこれを編集して京ぽんに戻したり、京ぽんで変更したものをパソコンにバックアップする、といったことは可能です。
やりたかったのは、京ぽんとドコモのFOMAやPDCの電話帳を共通にすることです。そのために携帯万能15を購入したのです。Outlookを仲介させれば、それも実際には可能です。が、ちょっと面倒なのと、Outlookから京ぽんに電話帳を移すと、必ず「Outlookデータ」という余計な文字が入るのが嫌だったのです。
そこで、京セラユーティリティを利用して京ぽんから電話帳を抜き出し、これをパソコンに保存します。保存されるファイル名は、拡張子が「.kkc」になっています。
この拡張子を「.dpp」に変更してファイルをコピーし、これを携帯万能の電話帳機能で読み込むと、なんと正常に読み込めてしまいます。もちろん、編集も可能です。
次に携帯万能にFOMAやPDCを接続し、このファイルを電話機に転送します。これで京ぽんの電話帳がFOMAやPDCに移行でき、共通になりました。
逆の方法、つまりFOMAやPDCから携帯万能に読み込んだ電話帳データをファイルに保存し、この拡張子を京ぽん用(.kkc)に変更しても、京セラユーティリティではこのファイルが読み込めませんでした。
結局、京ぽんまたは京セラユーティリティをオリジナルデータとすることで、京ぽんとFOMA、PDCとの電話帳データを共有できるわけで、この方法ならそれほど不便はなくなりました。
posted by K_T at 07:41| 東京 🌁|
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